熱い思いでハイロイン原作小説の日本語訳を待たれていた皆様は数多くいらっしゃるでしょう。
始まりは2019年にさかのぼります。当時、実際に先生へアプローチされていたすちんさんとありなりさんが先生や出版社へ対応に当たっておられました。すちんさんは柴鶏蛋先生の大ファンで、長い間ハイロインを日本で出版しようと強い希望を持ち続けている方です。
2023年の春にそれまで日本での翻訳出版への道筋をつけていたお二人の熱い思いを受けて私が翻訳を請け負うことになり、すちんさんのご紹介で北京で先生ともお会いすることができました。その後出版社が版権を買うということで先生と交渉を重ねてきましたが、やはりなかなか話が進まず、さらに2年が過ぎました。訳は出来上がったものの、宙ぶらりんの状態が続きました。
この硬直状態を打破するため、2年間かけて翻訳したものを出版社を通さずどうにか形にできないかと試行錯誤のうえ、最終的に先生に直接お会いしてご相談し、受注生産による自費出版および電子書籍販売を行うことにいたしました。柴先生とは日本語翻訳出版権について直接契約を交わし、自費出版についても許可を得ています。赤字覚悟の決断ではありますが、最低限の制作費や作業料を除き、それ以上の利益が出た場合は中国BL業界で頑張っておられる柴鶏蛋先生へお支払するつもりです。各SNSへの投稿や動画制作など諸々の作業はハイロインofficialの皆さんが無償で協力してくださっています。
また翻訳にあたり、小酒真由子さんにも多大なるご協力をいただいております。
挿絵につきましては皆さんの心の内にある映像で思い浮かべていただけるように、あえて人物を描かない方向で参ります。風景や小物で空気感やリアルさを感じていただければ嬉しいです。 あらためまして、今回の日本語訳はすちんさんやありなりさんを始め、先人の方々の熱い思いの礎があってこそ実現したことです。関わってくださった方々に心から感謝申し上げます。
右脳左脳
